StackEditを使ってブログを書いている。しかし、キーボードのショートカットに関して、記載したドキュメントが見当たらないのでGitHubで調べて見た。
キーボードショートカット(以下ショートカットと略す)の定義は大きく2カ所ある。ともにGitHubのソースコードで確認が可能だ。
defautSettingsは設定で表示させることも可能
ただし、defaultSettingsは、起動中のStackEditでも表示させることが可能だ。メニューから“Settings”を開いて“Defaut Settings”タブを開けば見ることができる。
 手順は以下のようになる。まず、メニューからSettingsを選ぶ。
次に“Default Settings”タブを選択して、スクロールして“shortcuts:”を探す。
“mod+”で始まる部分が、デフォルトのキーボードショートカットの定義である。
GitHubのソースコードから
“cleditKeystroke.js” には、redo/undoやタブ、エンターキーなんかが定義されている。これはソースコードをみないとわからない。
StackEditのキーボードショートカットのまとめ
ということで、これらをまとめたのが、以下のキーボードショートカットの表になる。
表01:StackEditのキーボードショートカット
| キー | 内容 | ソース | 注釈 | 
|---|---|---|---|
| Ctrl+f | 検索 | D | |
| Ctrl+g | 置換 | D | |
| Ctrl+alt+f | 置換 | D | |
| Ctrl+s | 上書き保存(Sync) | D | |
| Ctrl+y | redo | K | |
| Ctrl+z | undo | K | |
| Ctrl+Shift+z | redo | K | |
| Ctrl+カーソルキー | Jump | K | |
| {Tab} | タブ | K | |
| Shift+{Tab} | 逆タブ | K | |
| {Enter} | 改行 | K | |
| {Delete} | 削除 | K | |
| {BackSpace} | バックスペース | K | |
| Ctrl+Shift+b | 太字 | D | |
| Ctrl+Shift+c | チェックリスト | D | |
| Ctrl+Shift+k | コード | D | |
| Ctrl+Shift+h | 見出し | D | |
| Ctrl+Shift+r | 水平線 | D | |
| Ctrl+Shift+g | 画像挿入 | D | |
| Ctrl+Shift+i | 斜体 | D | |
| Ctrl+Shift+l | リンク挿入 | D | |
| Ctrl+Shift+o | 番号付きリスト | D | |
| Ctrl+Shift+q | 引用 | D | |
| Ctrl+Shift+t | 表 | D | ❌Chromeで利用中 | 
| Ctrl+Shift+u | リスト | D | 
キーボードショートカットを追加する
StackEditのSettingsを使えば、自分でキーボードショートカットを追加することも可能だ。Default Settingsで定義されているキーボードショートカットを割り当て直すこともできる。
 ただし、いくつか条件がある。1つは、ブラウザー自体のキーボードショートカットのうちページ内のプログラムで再割り当てが不可能なキーの組み合わせがあることだ。デフォルトでは、Ctrl+Shit+TがChrome/New Edgeブラウザーでは、「閉じたタブを開く」機能に割り当てられていて、これを上書きすることができない。
 手順は、Settingsの“Custom settings”タブにYAMLで記述を行えばよい。キーボードショートカットの追加なら、
shortcuts:  
  mod+b: bold
  mod+alt+t: table  
のように“shortcuts:”と記述した行に続けて、先頭にスペースを2つ置いて“mod+b: bold”などと記述する。このとき、“Ctrl”キーはmodで表し、シフトキーは“shift”、アルトキーは“alt”とする。また、これらの修飾キーの間は“+”でつなぐ。文字キーはアルファベット小文字で表記する。




 
 
0 件のコメント:
コメントを投稿