2021年4月13日火曜日

【Silly Crafts】トラッカーと腕時計を合体させてみた

 日頃、歩いた歩数や睡眠時間の記録に「トラッカー」(あるいはフィットネストラッカーなどともいう)を愛用している。しかし、このトラッカー、腕時計の格好をしているものの、場合によっては時間がわかりにくい。筆者が今使っているMiスマートバンド5(以下MiBand5と表記)は、ウォーキング時に経過時間などを表示できるものの、時刻表示は小さくなってしまって、歩いている間には、筆者の目では、時間が読めない。立ち止まって、じっくり見ればわかるのだが、そもそも、腕時計とは、チラッとみて時刻がわかるべきもの。この点では、非常な不満を感じている。

 かといって、反対の腕に腕時計を付けるというのもなんとなく大げさすぎてていやだし、なんか、サッカー選手みたいであまりやりたくない。

 そういうわけで、まず最初に、MiBand5用の交換バンドを入手して、これを使ってバンドを外した腕時計をつけてみた。機能的には満足できるものであったが、残念ながら、腕触りが悪い。簡易に腕時計を固定するため、時計の下にMiBand5のベルトを通したからだ。もう1つ、腕時計には、手元にあった古いゼンマイのものを使ったので、ちょっと大きい。MiBand5の交換ベルトは、ベルト幅が12ミリなので、一般的な18~20ミリのバンドを想定した腕時計はつながらないこともないが、左右に動いてしまう。ここは、小さなデジタル時計にしたいところ。

試作1号機


 そこで、腕触りが悪くならないようにトラッカーと腕時計を合体させてみた。

どうやって作る?

 腕触りを良くするには、腕時計側のバンド固定の仕組みをそのまま使い、MiBand5とつなげる必要がある。いろいろ考えたが、腕時計用の交換バンドを2本使い、腕時計とMiBand5を合体させた。利用したのは以下の製品である。

できあがりが以下の写真。

試作2号機

 簡単にいうと、MiBand5の交換バンドからベルト部分を外し、両側に短くした交換バンド(BSE05053-S)を装着し、反対側をカシオのLA670WA-1JFにつなげる。交換バンドが2本必要なのは、交換バンドの両端にある「先釻」という部品がないと、時計とは接続できず、2つの時計を結びつけるために先釻が4つ必要だからである。なお、このベルトは、伸び縮みするタイプなので、このまま腕に通すことができる。

 1週間ほど装着してみたが、わりと良い感じである。次回は、この合体交換バンドに至るまでの経緯などについて解説する予定だ。


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